【東洋医学☆体質チェックVol.3】~陰虚と痰湿~

鍼灸マッサージ特集

東洋医学では
気(き)・血(けつ)・水(すい)

各々の状態が
不足していないか?過剰ではないか?

気虚(ききょ)・気滞(きたい)
血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)
陰虚(いんきょ)・水滞(すいたい)

体質を6つに分類し、
トラブルの原因をさぐります。

ご自身の体質を把握し、元気なカラダを目指していきましょう♪

背中リンパ

~陰虚と痰湿~

◆◆◆ 陰虚(いんきょ)

・肌や髪が乾燥している
・のぼせやすい、暑がり
・喉、鼻、口の渇き
・尿の量が少ない
・便秘または便が硬くなりやすい
・関節が動かしずらい
・寝汗をかく
・夕方になると微熱が出る

体内の余分な熱を冷まし、体を潤す大事な役割を担っている「水」

不足すると身体に潤いが足りない状態「陰虚」になり、熱がこもりやすくなります。

◆◆◆ 陰虚の対策&改善

一見、元気がある様に見えますが、実際の体力、活力は無いため判断に注意が必要です。

「夕方になると微熱が出る」と、いうのも「陰虚」の特徴的な症状のひとつ。
水分の補給、維持を心がけましょう☆

食べ物は強い香辛料や脂っこいもの、アルコール類は避け、潤いのある性質(甘潤)なものを選ぶと良いです♪
スープや蒸しものなど、水分がしっかり取れる調理法が◎

お腹マッサージ

◆◆◆ 痰湿(たんしつ)

・むくみやすい
・身体が重くだるい
・頭が重だるい
・便が柔らかく、下痢しやすい
・めまいや吐き気がある
・雨の日に調子が悪くなる
・鼻炎や花粉症など鼻水が出やすい
・お腹からポチャポチャと音がする

「痰湿」または「水毒(すいどく)」と呼びます。
水の巡りが悪くなり、滞っている(流れない)状態です。

◆◆◆ 痰湿の対策&改善

痰湿には、熱がこもるタイプと冷えるタイプがありますが、どちらのタイプも基本的な対策は「水分代謝を促すこと」です。

暴飲暴食を避け、軽い運動を取り入れ代謝を上げることがおすすめです☆

食事では、カフェインやアルコール類は控えめに。
スイカやきゅうり、ゴボウなど利尿作用のある食材を取り入れるのもgoodです♪

以上、東洋医学の体質チェックでした^^

ご自身の体質、今の状態を知り、
「何となく不調」が改善されるヒントになりましたら幸いです☆

「各々が過不足なく巡る状態」を目指していきたいですね♪

不快な症状が改善され、明日がもっと快適になりますように☆

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