こんにちは♪
立川レディース鍼灸マッサージはるはるの高山です^^
最近、とにかく
「つかれた」「だるい」「やる気が起きない」
なんてことありませんか?
最近よく耳にする「夏バテ」ならぬ「秋バテ」
「秋バテ」は、「身体のエネルギー(気)が足りていない状態」
「気」が足りないことを東洋医学では「気虚(ききょ)」と呼び、身体の不調にとどまらず、気分的にも落ち込みやすくなります。
血流とは
東洋医学・漢方でいう「血流」とは
血の流れではなく、同時に気の流れも含んでいます。
気と血の流れ = 血流
〜 気が足りないと 〜
元気でないし、気力がわかないし、やる気も出ない、気持ちも下がる。
「気」という字のついてるものすべてに関わってきます。
歳を重ねるごとに、「疲れがとれない」「年齢のせいかも」なんて、考えがちですが、
年齢よりむしろ、生活習慣により「気」をすり減らしてしまったことが原因の可能性も。
虚弱状態による疲れを放置すると、疲れ過ぎて体が動かなくなったり、気力がなくなって年齢以上に老け込んだりしてしまうこともあります。
もしかしたら、エネルギー不足=気虚の可能性かも?と感じるなら、早め早めに対策していきましょう^^
「気虚」体質チェックリスト
・疲れやすい
・意欲がわかない
・食欲がない
・息切れしやすい
・カゼをひきやすい
・声が小さい
・呼吸が浅い
・無気力
・冷え
・微熱がでる
・汗が止まりにくい など
「気疲れ」って言いますよね。
これは、気が足りない気虚状態。
働きすぎ、動きすぎ、目の使いすぎ、そして「気を使いすぎ」も気を消耗します。
その他、夏の暑さや室内外の温度差に対応したり、
冷たい物を摂りすぎて胃腸機能が低下したりすることでも「気」は消耗するため
夏〜秋へ移り変わる今の季節に「気虚」に陥りやすくなります。
「気虚」対策リスト
気虚対策の基本は、しっかり休むこと。
日をまたがずに寝る、せめて昨日より 10分早く寝るなど工夫を。
食事
・腹八分目
食欲はある!よし、たくさん食べよう!なんて…なりがちですが、
胃腸が弱ると身体がエネルギーをつくることができなくなってしまうので、食べ過ぎには注意。
朝食は抜かずに、満腹まで食べず、こまめに少しずつ。
薄味の食事、お粥、ご飯と味噌汁、ふかした芋などおすすめです。
よく噛んで、おいしく楽しく、バランスよく適量をいただきましょう♪
・気を補う食材をチョイス
きのこ、山芋、じゃがいも、サツマイモなどの芋類や、大豆、鮭、さんま、さば、カボチャ、生姜、ネギ、くるみ、卵、黒きくらげ など
運動
・汗をかきすぎない
汗をかくことはとても大事!ですが、
大量の汗をかくと水分とともに「気=エネルギー」を消耗しますから、疲れ・だるさを感じやすくなります。
気虚体質の方は、サウナや長風呂、ホットヨガ、岩盤浴など控えめに。
※わたし自身、消耗しているなと感じる際には入浴やサウナは「じんわり汗をかいてきたな」というくらいに、長時間にならないように工夫しています^^
・リズム運動を行う
リズム運動とは、一定のリズムを保って行う運動のことです。
例:ウォーキング、ジョギング、腹式呼吸など
毎日適度な運動を行うことで血液やリンパの流れがよくなり、新陳代謝が高まります。
新陳代謝が高まると老廃物の排泄が進み、結果として腸内環境が整いやすくなります。
※気虚体質は、大量の発汗が不向きなケースが多いです。ハードな運動が必ずしもよい訳ではありません。ご自身に合った運動・継続しやすい運動を♪
睡眠
「気」を充電するために、睡眠はとても重要です。
しっかりと休息を取り、食欲を落とさないこと。極力睡眠時間を長めにとるようにしましょう。
入浴は疲労回復に有効ですが、一方でエネルギーもつかいます。無理して入浴時間をとるよりも睡眠を優先し、朝に入浴するなどの工夫も◎
優先順位を決めて「気」を温存しましょう♪
とにかく疲れて何もできない…
そんなふうに心と体がすり減ってしまっている状態で、お一人で頑張りすぎないでくださいね。
セルフケアを行うにも、自分を客観視するにも「体力」が必要です。
痛いときだけではなく
気分がすぐれない・疲れた・だるい・眠れない など
なんとなく体調が優れない感覚を察知した際には、鍼灸やマッサージをお役立てください。
症状が出る前のケアが予防につながりますし、からだが整い、気血が巡れば、セルフケアを行なったり、ご自身を客観視してみるエネルギーも湧いてきます^^
まずは、充電☆ どうか忘れずに、労わってまいりましょう。
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