夏になると増えてくる【 熱中症 】
屋外での激しい運動や直射日光だけが原因と思われがちですが、実は室内でも!
自覚がないまま進行するケースがとても多いので、注意していきたいですね。
「脱水症」と「熱中症」の違い
脱水症:体内の水分や電解質(ミネラル)が不足した状態
熱中症:脱水+体温調整機能の異常
※脱水症は熱中症の原因のひとつですが、熱中症はより深刻な状態です。

東洋医学の視点
「陰虚(いんきょ)体質」の方は注意が必要です。
陰虚とは、身体のうるおいが不足し、
熱を冷ます力が弱まっている状態のこと。
・手足がほてりやすい
・のぼせやすい
・便が硬い・尿が少ない
・疲れやすい など
こういった自覚がある方や、
更年期症状の「ホットフラッシュ」などにお悩みの方
隠れ熱中症になりやすいので注意が必要です。
「食事から潤いをチャージする」
「早めに寝る」など対策していきましょう!

女性の方が要注意?
筋肉は、「水分を貯蔵する役割」も果たしています。
女性は男性に比べ筋肉量が少なく、体に水分を蓄える力が弱いため、脱水リスクが高いのです。
加えて、「生理中」は水分もミネラルも失われやすいのでお気をつけくださいね。

意外な落とし穴
・睡眠不足
・お酒を飲んだ翌日
・風邪気味の時
・ダイエット中
・冷房と屋外の行き来
・入浴後 など
自律神経の乱れや水分不足が起こりやすいタイミングは、普段以上のこまめ補給と休息を。

ミネラル補給
汗と一緒に失われるミネラルは、心臓や筋肉、神経の働きに欠かせません。
ミネラルは単なる「塩」だけではなく、細胞レベルの健康を支える鍵と言っても過言ではありません^^
~ 日常生活の工夫 ~
・加工された塩ではなく、ミネラル豊富な「天然塩」を
・にがり、海藻類からマグネシウム補給
・バナナ、アボカド、きゅうりなどからカリウム補給
・味噌汁、梅干し、ナッツ類など自然な食材からの補給 など

「なんとなく体調が悪い」「いつもと違う」
そんな感覚も、危険信号のひとつです。
身体からのサインを見逃さず、無理せず我慢ぜず、自分の身体を守っていきましょう^^
鍼灸やマッサージで身体の巡りを整え、
内側からバテにくい体づくりを目指すのもおすすめです。
健康増進☆夏バテ前に早め早めに整える☆
そんな手段に、是非ご活用くださいませ^^

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