夏の疲れが抜けないまま、朝晩が涼しくなってくる秋口。
「だるい」「やる気が出ない」「肌や髪が不調」といった“秋バテ”に悩む女性は少なくありません。
実は秋バテは「栄養の不足」「気や潤いの乱れ」「自律神経の不調」などが重なって起こるもの。
今回は、 栄養学・東洋医学・現代医学 の3つの視点から、女性に大切な秋バテ予防をお伝えします☆

栄養学の視点
秋バテの背景には「栄養の消耗と不足」があります。特に女性は以下の3つが大切です。
鉄分不足
酸素を運ぶ鉄が不足すると、体は常に“隠れ酸欠”状態。倦怠感・頭痛・髪の毛のパサつきや抜け毛・PMSの悪化に直結します。
※ただし注意:炎症や感染がある場合、鉄は酸化ストレスを増やし逆効果になることも。サプリで胃腸が重くなる人もいますから、まずは食事から。不調が続く場合は、かかりつけの医師へ相談を◎
例:赤身肉・レバー・しじみ・小松菜+ビタミンC
ミネラル不足(亜鉛・マグネシウム)
代謝やホルモンの働きの“潤滑油”。
不足すると代謝ダウン・不眠・PMS悪化に。
例:牡蠣・牛肉・卵・ナッツ・海藻・豆類
たんぱく質不足
筋肉・血液・ホルモン・酵素の材料。
足りないと回復力が落ち、肌や髪、皮膚の不調、免疫力低下につながります。
肉・魚・卵・大豆を毎食に。
1回の食事で、肉や魚なら1人100g(片手の手のひらに乗るくらいの量)が目安になります。
※1日に必要なたんぱく質量は、活動レベルや年齢により異なるので、ネットなどにある計算式に則って計算してみるのも◎です^^
※鉄とたんぱく質はセット→鉄だけ摂っても、運ぶタンパク(ヘモグロビン)がなければ機能しません。
女性は「鉄+たんぱく質」を同時に意識することが、疲労やPMS予防の要になります。

② 東洋医学の視点
東洋医学では、秋は「肺」と「大腸」の季節。
乾燥や冷えで“気”や“潤い”が不足しやすく、秋バテの不調が出ます。
出やすいサイン
・乾燥肌・髪のパサつき
・ 便秘や下痢を繰り返す
・ 気分の落ち込み、ため息が増える
ケアの考え方
「潤いを養い、気を補う」ことが大切です。
「食事」で潤いを補給する心がけを◎
・ 白い食材(大根・れんこん・白きくらげ・百合根・梨)
・ 潤いを補う山芋・豆腐
・ ゆっくり深呼吸で“肺”を養う
栄養で「材料」を補い、東洋医学で「気と潤い」を整えると、心身のバランスがとれやすくなります。
鍼灸やマッサージもぜひお役立てください。

③ 現代医学の視点
現代医学では、秋バテは「自律神経の乱れ」が主因とされています。
原因
・ 室内と屋外の寒暖差による体温調整の疲れ
・ 夏の食欲不振で栄養不足
・ 朝晩の寒暖差による血管ストレス
ケア方法
・ ぬるめのお風呂でリラックス
・ 睡眠リズムを整える(夜更かしせず早めの就寝を)
・ 軽い有酸素運動で血流アップ
・ 栄養バランスのとれた食事

3つの視点 ~まとめ~
・ 栄養学 → 鉄・ミネラル・たんぱく質を意識(特に鉄+たんぱく質セット!)
・ 東洋医学 → 肺と大腸を整え、潤いと気を補う
・ 現代医学 → 自律神経と生活リズムを整える
秋バテは「栄養・気・自律神経」が重なって出るもの。
どれか一つではなく、3つの視点を掛け合わせることで、わたし達の身体ははぐっと回復力を取り戻しやすくなります。
さまざまな視点から不調の原因を探り、夏の疲れを引きずらず、秋も健やかに過ごせますように^^
最後までお読みくださりありがとうございました。

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