春の疲れが出てくるこの時期
しかも、今は「春の土用」真っただ中。
体調がゆらぎやすいタイミングでもあります。
「土用(どよう)」というと、夏の「うなぎ」のイメージが強いかもしれませんが、実は年に4回、季節の変わり目ごとに土用の期間はあります^^
2025年の春の土用期間は、4月16日(水)から5月4日(日)です。

土用と脾
東洋医学では、
土用の時期は「脾(ひ)」=胃腸が弱りやすくなると考えられています。
特に今年のような暑さが重なると、胃腸はさらにストレスを受けやすく、消化不良や食欲不振、便秘、むくみ、体に余分な湿気や熱がこもりやすくなるのもこの時期の特徴です。
「脾(ひ)」=胃腸を指しますので
土用の時期は、消化器系のケアが大切です^^
胃腸にやさしい食事を意識
冷たいもの、生もの、脂っこいものは胃腸の負担に。
この時期は、温野菜・雑炊やおかゆなど、消化にやさしいものを心がけて、内臓をほっとさせてあげましょう。
お腹を冷やさない
日中は暑くても、朝晩はまだ涼しい日もあります。
腹巻やインナーでお腹まわりを守ることが、胃腸の働きを支える大切なポイントです◎
ととのえる時間を
この時期は「頑張る」より「整える」ことが大切です。
ストレッチ・深呼吸・湯船につかる・早寝早起きなど、気持ちを静める時間を意識的に取り入れてみてください。

鍼灸で、土用の不調をサポート
東洋医学では、胃腸の働きを支える「脾」のバランスを整えることで、体全体の調子が整うと考えられています。
お客様のご体調に合わせてツボを選択し、目的に合わせて最善の施術をお届けするのが鍼灸師の使命です^^
春の土用に合わせた鍼灸ケアでは、
・消化器の働きをサポート
・自律神経を整える
・冷え・むくみ・だるさの緩和
・睡眠の質を高める
といった効果が期待できます。
いつも頑張りすぎてしまう方こそ、「自然の流れに合わせてケアする」ことが、これからの元気の土台をつくる鍵になります♪

季節の変わり目は、なにかと不調が出やすく、苦手と感じる方も多いかと存じます。
揺らぎやすい時期を「自分をいたわるチャンス」と捉え、無理をせず、体の声にそっと耳を傾けてあげてください。
あなたの身体を大切にできるのは、あなた自身です^^
土用期間、いつもより少しやさしく、メンテナンスしていきましょう♪

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