逍遥とは?
=そぞろ歩き・気まままにぷらぷら歩くお散歩のこと♪
春はイライラしたり
落ちこみなど情緒が不安定になりやすい時。
そんな時は
太陽の光を浴びながら
気まままにぷらぷら歩いて空を眺めたりするとGoodです◎
◆ 上半身の症状が増える?
東洋医学・漢方で「春」は五臓の「肝」にあたります。
たっぷり貯蔵されているはずの「血」が不足すると、精神的に安定せず、イライラ、不眠、気持ちの揺らぎなどが生じやすくなります。
また、巡りが滞ることで肩こりや頭痛、鼻詰まり、のぼせ、筋がつりやすくなったりと
「上半身の症状」が出やすくなるのもこの季節の特徴のひとつ。
「肝」はストレスに弱い性質があるので、
春は心と体をゆるめて、のびのび~♪と、過ごすことが大切です^^
髪の毛もギュッと結びすぎず、ゆるっと結んでみるなど工夫も◎
◆ 漢方
《 逍遥 》といえば…
「加味逍遙散」(かみしょうようさん)という漢方に《 逍遥 》という言葉がありますね^^
※ 婦人科三大漢方薬として知られるのは
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
・加味逍遥散(かみしょうようさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
体質や体力、症状を考慮して、どれが最適な処方かを探っていきます。
・由来
加味逍遙散の由来は、
逍遥散に「牡丹皮(ボタンピ)」「山梔子(サンシン)」を加味したことから
加味逍遙散と名付けられました。
・効能
「気」が熱に変わると、体の上に上がっていきます。
この上昇した「気」を下に降ろして全身にめぐらせるとともに、
不足している「血(けつ)」を補うことで、体のバランスを整える漢方処方です。
例:月経不順、月経困難症、肩こり、更年期障害、不眠症、イライラ・不安など、不定愁訴といわれる多様な心身の不調
◆ 血の道
漢方では、女性特有のトラブルを「血の道」の不具合と捉えます。
※ 血の道
月経、妊娠、出産、産後、更年期など
ホルモン変動に伴って現れる精神・身体症状のこと。
この三大処方は、駆瘀血剤(血の流れを改善する)という共通の面を持っています。
病院へ行っても検査に異常がない。
けれども、なんとなく不調がつづく。
そんな場合に漢方を使ってみるのも、ひとつの手段として知っておくと心強いですね。
揺らぎやすい春
心と体を整えながらゆるゆるいきましょう♪
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