「なぜ私ばかり風邪をひくの?」免疫力の疑問

鍼灸マッサージ特集

こんにちは♪立川レディース鍼灸マッサージはるはるの高山です^^

インフルエンザ等の流行が続き、体調を崩しやすい時期ですね。

ですが、年末進行、仕事や家族のご予定、忘年会やイベントなど…

まさに「アクセルを踏み続ける季節」

——もしかしたら、そんな感覚がある方もいらっしゃるかもしれません。

皆様から

といったお声をよくお聞きします。

今回は、そんな「なぜ?」に焦点を当てていきます☆

Q1. なぜ「休みの日」に風邪をひきやすいの?

交感神経が優位になり、体は緊張し、頑張り続けます。この状態では、本来向き合うべき疲労や炎症が後回しになりがちに。

副交感神経に切り替わると、体は修復しようと動き始めます。そのタイミングで「疲れていたんだ」と気付くのです。

ギリギリまで張り詰めていた弦が緩む瞬間に、隙が生まれる。休みに風邪をひくのは「弱い」のではなく、よく頑張っていた証拠でもあります。

Q2. 風邪をひきやすい人と、ひきにくい人の違いは?

栄養面

まず大切なのが

体内でウイルスと戦う免疫細胞そのものの「材料」になるので、タンパク質が不足していると免疫の土台が弱くなりがちです。

さらに

免疫の「司令塔」。侵入者を見つけたとき、免疫細胞へ「動け!」と指示を出す役割。

日光不足や不足気味の食生活で欠乏してしまいます。

ウイルスと戦う「武器」。免疫細胞の働きを助け、炎症を鎮める力も持っています。

これらが揃って初めて、身体は「戦える状態」になります。

反対にどれかが欠けると、風邪の初期で踏ん張れず悪化しやすくなります。

西洋医学視点

特に睡眠は影響が大きく、研究では「一晩の寝不足でもNK(ナチュラルキラー)細胞が減る」と示されています。

つまり、

この状態になると、ウイルスを見つけても素早く攻撃できず、風邪に負けやすくなるのです。

東洋医学視点

正気は「気・血・水」のバランスでつくられ、これが整っていると風邪(邪気)を跳ね返す力が強まります。

冷えが強い方…身体を温める「陽気」が不足し、守る力が弱まりやすい。

胃腸が弱い方…飲食物から気血をつくる力が弱く、正気そのものが不足しやすい。

慢性的に疲れが抜けない方…回復するエネルギーが足りず、外からの影響に抵抗しにくい。

「風邪をひきやすい」=「正気が守りに回れない状態」です。

Q3. 自律神経と免疫細胞の関係って?

自律神経が変動すると、体内の白血球バランスにも変化が起こります。

 → 【顆粒球】の比率が上昇

 → 【リンパ球】の比率が上昇

健康な状態では、白血球(顆粒球+リンパ球)の比率が安定しています。

しかしどちらかに大きく傾くと、

などの不調につながることがあります。

ここで大切なのは…

「免疫細胞が増えれば免疫が上がる」わけではない

「顆粒球とリンパ球のバランス」を保つことが免疫の要

という点です。

Q4. 今日からすぐ始められる免疫ケアは?

その他:下記のブログに記載した「風邪予防に「 風門 」ツボを温め習慣」もぜひご活用ください♪

そして、今の季節は特に——

「冷やさない・詰め込まない・溜め込まない」意識を大切に◎

Q5.鍼灸がサポートできる理由は?

そんな方こそ、鍼灸を上手に取り入れてほしい理由です◎

鍼灸院は「痛いときだけ」行く場所ではありません。

・身体を整えたいとき

・なんとなく不調を感じるとき

・疲れた〜と感じたとき

そんなタイミングでも、どうぞお気軽にご相談ください。

自分を労わる習慣づくり

それでも皆様は、仕事に家族に、人との関係に、たくさん向き合っていますよね。

疲れが出るのは自然なこと。

風邪が出るのも、体の声です。

ご自身の体や心が「もう少し休ませて」と言っているとき、

セルフケアだけでは間に合わないこともあります。

小さなサインを見逃さず、できることから始めていきましょう^^

はるはるにお越しくださる皆様が、毎日を快適に、穏やかに過ごせますよう願っております。

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