季節の変わり目を表す雑節を「土用」と呼びますが、今はまさに土用の期間☆
土用といえば、夏にうなぎを食べるイメージがありますが、
年に4回あることをご存知でしょうか?
2025年の冬土用は、
1月17日(金)から2月2日(日)までです。
※土用は季節の変わり目で、
立春、立夏、立秋、立冬の前、それぞれ18日間程度の期間のこと。
冬土用は、春に向けてからだを整える大切な準備期間♪
養生のコツを押さえて、
春も心身ともに元気に過ごせるよう対策していきましょう☆
1. 冬の土用:胃腸を整える
東洋医学では、冬は「腎(じん)」が支配する時期とされています。
腎は、体のエネルギーの源であり、生命力の根幹を担うもの。
春に向けて体調を整えるためには、
「胃腸」の調子を整えることが何よりも重要です。
腎・胃腸は冷えに弱い器官。
生姜やねぎ、にんにくなどの温性食材を取り入れたり、
胃腸に優しく負担がかからない食べものを選ぶと◎
年末年始に暴飲暴食をした…
という方は、リカバリーの意味も込めて労わっていきましょう♪
2. 春に不調を出さないために
東洋医学では、春は「肝(かん)」が支配する時期とされています。
肝は、感情やストレスを司る臓器であり、春に向けて肝の働きが活発になります。
しかし、冬の間に体が冷えたり、過度に疲れたりすると、
肝のバランスが崩れて、春に不調が現れやすくなります。
~春に出やすい症状~
・自律神経失調症状
・立ちくらみ、めまい
・イライラ、ストレス
・ひどい眠気・だるさ
・花粉症・アレルギー症状
肝を養うためには、酸味を含んだ食材が◎
酸味は、肝を調整し、ストレスを和らげる働きがあります。
その他、ウォーキングなど、穏やかな運動は肝のバランスを整え、ストレスを解消するのに役立ちます。
深呼吸を意識することで、肝のエネルギーがスムーズに流れますよ^^
3. 冬から春へ:防寒
冷えは、血行を悪化させ、エネルギーの流れを滞らせる原因となります。
そのため、体を温めることが春に向けた養生の基本となります。
日中に少し外に出て日光を浴びることで、春に向けて少しずつ「陽」のエネルギーを体に取り入れるのも◎
お腹や腰回り、首元など冷やさないようお過ごしくださいね。
次回、簡単にできる☆
わたし自身も日課にしている温活方法をUPします^^♪
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