冬土用の過ごし方:東洋医学・漢方から見る養生のコツ

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季節の変わり目を表す雑節を「土用」と呼びますが、今はまさに土用の期間☆

土用といえば、夏にうなぎを食べるイメージがありますが、
年に4回あることをご存知でしょうか?

※土用は季節の変わり目で、
立春、立夏、立秋、立冬の前、それぞれ18日間程度の期間のこと。

冬土用は、春に向けてからだを整える大切な準備期間♪

養生のコツを押さえて、
春も心身ともに元気に過ごせるよう対策していきましょう☆

1. 冬の土用:胃腸を整える

東洋医学では、冬は「腎(じん)」が支配する時期とされています。

腎は、体のエネルギーの源であり、生命力の根幹を担うもの。

腎・胃腸は冷えに弱い器官。

生姜やねぎ、にんにくなどの温性食材を取り入れたり、
胃腸に優しく負担がかからない食べものを選ぶと◎

年末年始に暴飲暴食をした… 

という方は、リカバリーの意味も込めて労わっていきましょう♪

2. 春に不調を出さないために

東洋医学では、春は「肝(かん)」が支配する時期とされています。

肝は、感情やストレスを司る臓器であり、春に向けて肝の働きが活発になります。

~春に出やすい症状~

・自律神経失調症状
・立ちくらみ、めまい
・イライラ、ストレス
・ひどい眠気・だるさ
・花粉症・アレルギー症状

肝を養うためには、酸味を含んだ食材が◎
酸味は、肝を調整し、ストレスを和らげる働きがあります。

その他、ウォーキングなど、穏やかな運動は肝のバランスを整え、ストレスを解消するのに役立ちます。

深呼吸を意識することで、肝のエネルギーがスムーズに流れますよ^^

3. 冬から春へ:防寒

日中に少し外に出て日光を浴びることで、春に向けて少しずつ「陽」のエネルギーを体に取り入れるのも◎

お腹や腰回り、首元など冷やさないようお過ごしくださいね。

次回、簡単にできる☆
わたし自身も日課にしている温活方法をUPします^^♪

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