「逍遥(しょうよう)」
→ 目的を決めず、気の向くままにぶらぶらと歩くこと♪
春は芽吹きの季節ですが、
実は1年で最も「情緒のバランス」を崩しやすい時期でもあります。
そんな今こそ、この「逍遥」の精神が大切です^^

なぜ春は「上半身」の不調が多いのか?
東洋医学で、春は五臓の「肝(かん)」が活発になる季節。
「肝」は血液を蓄え、自律神経をコントロールする司令塔ですが、「ストレスに弱い」という特徴があります。
現代では、スマホやPCによる「目の酷使」が深刻ですよね。
東洋医学では「目と肝はつながっている」と考えられており、目を使いすぎると「血」が消耗され、以下のような症状が出やすくなります。
・精神面: イライラ、急な落ち込み、不安感
・身体面: 頭痛、のぼせ、首肩こり、目の疲れ、不眠
気が上に昇りすぎてしまうため、
上半身にトラブルが集中しやすいのです。

漢方の知恵:「加味逍遙散」
「逍遥」といえば…
「加味逍遙散」(かみしょうようさん)という漢方に逍遥という言葉がありますね^^
加味逍遙散の由来は、
逍遥散に「牡丹皮(ボタンピ)」「山梔子(サンシン)」を加味したことから加味逍遙散と名付けられました。
上がってしまった過剰な「気(熱)」を降ろし、不足した「血」を補いながら全身を巡らせます。
婦人科のお悩みだけでなく、自律神経の乱れや、現代特有の「脳疲労」を感じる方にも用いられる漢方です。

「ゆるめる」習慣
春の養生で大切なのは、心と体を「締め付けない」ことです。
デジタル・デトックス
外を歩くときはスマホを鞄にしまい、遠くの景色や空を眺めてみてください。
視線を遠くにやるだけで、「肝」の緊張が和らぎます。
香りの力
気が滞っている時は、柑橘系やミントなど「スッとする香り」を。香りはダイレクトに「肝」へ届き、気の巡りを助けます。
「ゆる」ファッション
髪をきつく結ばない、締め付けの少ない服を着る。
物理的な開放感は、心の余裕に直結します◎
春の揺らぎは、体が季節に順応しようとしている証拠。
完璧を目指さず、「ゆるゆる」と心身を遊ばせてあげてくださいね。
「最近、空を見上げたのはいつですか?」
もし思い出せなければ、
今日が「逍遥」の始めどきかもしれません^^

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