東洋医学では
気(き)・血(けつ)・水(すい)
各々の状態が
不足していないか?過剰ではないか?
気虚(ききょ)・気滞(きたい)
血虚(けっきょ)・瘀血(おけつ)
陰虚(いんきょ)・水滞(すいたい)
体質を6つに分類し、
トラブルの原因をさぐります。
ご自身の体質を把握し、元気なカラダを目指していきましょう♪
~ 気虚と気滞 ~
◆◆◆ 気虚(ききょ)
・疲れやすい
・風邪をひきやすい
・やる気が出ない(無気力)
・食欲がない、さらに食後に眠くなる
・顔色が悪い
・動悸・息切れ
・手足やカラダが冷える
・下痢をしやすい
「気虚」は、生命エネルギーの根源である「気」が不足している状態です。
◆◆◆ 気虚の対策&改善
気虚の一番の養生はとにかく「休むこと」
睡眠をしっかりとって、
疲れを溜めないように心がけましょう♪
「エネルギーが足りないならたくさん食べなきゃ!」というのは逆効果です。
「気虚」体質の方は胃腸の機能自体が低下しているため、たくさん食べても栄養は吸収されず、疲れやだるさを助長することも。
飲んだり食べたりしたものが胃腸で正しく消化吸収されることを通して「気」がつくられます。
消化が良く、身体を温めてくれる食事を「腹八分目」を目安に摂取するのがおすすめです☆
◆◆◆ 気滞(きたい)
・怒りっぽくカッとなりやすい
・イライラする
・ため息が出る
・げっぷやおならがよく出る
・気分が落ち込む
・お腹が張る、痛みがある
・頭痛や眩暈がする
・月経周期の乱れ、PMS
「気滞」は、巡りが悪く、「気」が停滞している状態です。
◆◆◆ 気滞の対策&改善
ストレスでイライラしたり、落ち込みやすく神経質な特徴があります。
のびのび、リラックスを心がけましょう♪
また、睡眠が確保できないと症状が強くなる傾向にあるので、
睡眠をしっかりとって、短時間でも「ほっ」とできるような時間をつくりましょう。
食事のキーワードは「香り」のあるものです。
みかんやグレープフルーツ、キンカン、シークワーサー、すだち、ゆず、カボスなどの柑橘類や、クレソンやせり、セロリなど香りの良い香味野菜もおすすめです。
香りのあるものには、滞った気を流してくれる作用があります♪
体質チェック、そして養生方法が
日々の生活にお役立ていただけますと幸いです☆
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